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研究者紹介

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プロフィール Profile
勝田 哲

勝田 哲カツダ サトルSatoru Katsuda

現 理工学研究科 助教(物質科学部門・物質基礎領域、研究機構戦略研究センター戦略的研究領域兼任)

卓越研究員事業

研究分野

天文学

着任日等

平成29年10月1日 着任
令和04年10月1日 テニュア付与

キーワード

宇宙物理学 , X線天文学 , 可視光観測 , 超新星残骸

経歴

学位・資格等Degree

2008年 3月
博士(理学)(大阪大学)「X-Ray Studies of Evolved Supernova Remnants」

職歴Work History

2007年4月-2008年3月
日本学術振興会 特別研究員DC2
2008年4月-2009年3月
日本学術振興会 特別研究員PD(大阪大学/NASA)
2009年4月-2011年3月
日本学術振興会 海外特別研究員(NASA)
2011年4月-2014年3月
理化学研究所 基礎科学特別研究員
2014年4月-2016年3月
JAXA宇宙科学研究所 宇宙航空プロジェクト研究員(ASTRO-E2衛星)
2016年4月-2017年9月
中央大学理工学部物理学科 助教
2017年10月-
現職

受賞Academic Awards

2011年9月
第15回日本天文学会欧文研究報告論文賞 (共著論文)
2012年3月
第4回宇宙科学奨励賞
2013年3月
第7回日本物理学会若手奨励賞
2014年2月
理化学研究所 基礎科学・国際特別研究員 成果報告会ベストポスター賞

研究の内容(概要)

超新星残骸という天体を研究しています。恒星は、その長い一生の最期に「超新星爆発」と呼ばれる大爆発を起こして木っ端微塵に吹き飛びます。超新星爆発は、一つの銀河の中で百年に1回程度しか発生しない稀有な天文現象です。しかしひとたび我々の銀河系内で発生すると、その凄まじい爆発エネルギーのため、その痕跡が花火のような美しい星雲として数万年観測され続けます。これが超新星残骸と呼ばれる天体で、天の川銀河には若く小さいものから年老いた大きいものまで数百個確認されています。 超新星残骸はその美しい姿で天文ファンを魅了するばかりでなく、宇宙物理学上とても重要な役割を果たしています。超新星残骸は、身の回りに存在する80種類程度の元素の主要な供給源です。また、宇宙に飛び交う超高エネルギー粒子「宇宙線」の主要な加速現場と信じられています。さらに、超新星爆発の仕組みを解き明かす貴重な実験室という側面もあります。我々は、超新星残骸から発されるいろいろな波長の光を最新鋭の機器で観測することで、宇宙物理の様々な問題の解明に挑戦しています。 ■宇宙物理実験研究室のホームページ→ http://www.heal.phy.saitama-u.ac.jp/index.html

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