2015年4月20日
埼玉大学テニュアトラック第1回研究発表会が、山口宏樹学長、坂井貴文理工学研究科長、重原孝臣工学部長、遠山忠山梨大学准教授を始め、延べ78名の参加を得て、盛会の内に開催されました。本学のテニュアトラック教員は、現時点で、理工学研究科の数学・生体制御・機械・応用化学・社会基盤からの6名と、人文社会科学研究科の教養学・経済学からの2名で構成されていて、多様な関心を持つ研究者の集まりです。本年初めての試みとして、テニュアトラック教員の平成26年度研究成果を本学教職員・学生に広く紹介し、多様な研究者相互の友好・支援・連携・融合を促すべく開催されたものです。このことをより確かなものとするために、平成26年度研究概要・成果集(50ページ)を冊子として印刷し、学内に広く配布しました。
本研究発表会に対する参加者のアンケートによれば、「研究発表会は、テニュアトラック情報発信として意義深く、年1回程度の開催を今後も継続すべき」や、「改善すべき点は多々あるものの、教官間の情報交換の場として、今後に期待している」等、その開催意義について、前向きな評価が多数を占めました。テニュアトラック推進オフィスでは、今回の経験を糧として、研究発表会の開催を次年度以降も継続すべく準備したいと考えています。
研究発表会の終了後、テニュアトラック教員の鶴見太郎准教授の学士院学術奨励賞の受賞の祝賀会を兼ねて、情報交換の場が持たれました。理工学研究科と人文社会科学研究科の先生方が一堂に会する機会は少なく、そのような場が、テニュアトラック普及・定着事業の一環として実現できれば、今後に繋がってゆくと考えています。
ご多用中ご参加頂いた先生方には、この場をお借りして、深謝申しあげます。
テニュアトラック推進オフィス
平成27年4月23日
■ シンポジウムの様子は こちら